ネットビジネスは、文字通りインターネットを使って事業をすること全般を指します。
近年、ネットビジネスで成功して脚光を浴びる人も多いことから、副業でネットビジネスをやってみたい、ネットビジネスで大きくお金を稼ぎたい、と思っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ネットビジネスの定義は非常に広く、漠然とネットビジネスを始めようと思っても何から手をつけて良いかわからなくなってしまうことが多いです。
今回はネットビジネスの稼ぐ仕組みやネットビジネスのメリット・デメリットなどを解説します。
目次
ネットビジネスとは
ネットビジネスは、インターネットを使ったビジネス全般です。
PCやスマホがあれば誰でも始められることから、参入障壁は低いです。
一方で、時間給でお金をもらうアルバイトと異なり、あくまでビジネスであることから、十分に利益を出すためには集客の工夫やビジネスモデルの工夫など、様々な努力をする必要があります。
努力を継続できた場合には大きな収益を得られる可能性も多いですが、途中で断念してしまう人も多いです。
ネットビジネスはよく怪しいと言われますが、これはネットビジネス自体が悪いものであるということではなく、参入障壁が低い一方で稼ぐ難易度がそれなりに高いため、「思っていたほど稼げない」となってしまいネットビジネスに対して反感を抱く人が多いからであると考えられます。
ネットビジネスは、正しく理解し、正しく努力すれば金銭的にもメリットは大きく、働き方も自由になる可能性を秘めています。
ネットビジネスの稼ぐ仕組みとは
続いて、具体的にネットビジネスで稼ぐ仕組みを紹介します。
代表的な4つの稼ぎ方
ネットビジネスは非常に多岐にわたりますが、その中でも代表的な稼ぎ方は以下の4つです。
Web広告(アフェリエイトなど)で収入を得る
アフィリエイトとは、自身の運営するブログやSNSに企業の商品を紹介するリンクを掲載し、成果報酬で収入を得る手法です。
一度大きな流入を得られるブログ記事やSNS投稿を作ることができれば、半永久的に収益を発生させ、不労所得を得られるというメリットがある一方で、ブログ記事やSNS投稿をいくら頑張っても流入を増やせる保証はないため、労力の割に全く収益が生まれないというリスクもあります。
また、ブログの場合は大きな収益を生んでいたとしても、検索エンジンのアルゴリズムアップデートにより一気に収益がなくなるリスクも秘めています。
ECサイトで商品を販売する
ECサイトを開設し、自分で作った商品や仕入れた商品を販売するというのもよくあるネットビジネスの稼ぎ方です。
特に近年は「Shopify」などをはじめ、個人でも簡単にECサイトを開設できる時代になったことで、参入障壁が大きく下がっているのも特徴です。
アフィリエイト同様、軌道に乗せれば大きな収益が見込める一方で、集客がうまくいかないと収益が発生しないだけでなく、永遠に在庫を抱え続けることになってしまうというリスクが存在します。
情報の販売をする
自分のノウハウや体験談などを、デジタル書籍化や有料コンテンツ化し、販売をするのもネットビジネスのよくある稼ぎ方です。
自身のノウハウや体験を文字に起こすことでお金を稼ぐため、リスクがほとんどありません。
一方で、アフィリエイト同様、コンテンツが売れなければ、いくら充実した内容であっても収益を得ることができません。
マッチングビジネスで手数料を得る
マッチングビジネスとは、恋愛したい男女をマッチングさせるマッチングアプリ、スキルを提供したい個人と仕事を頼みたい企業をマッチングするスキルシェア、空き家と旅行者をマッチングするAirbnbなど、2者間のマッチングをとりもつネットジビネスのことを指します。
マッチングビジネスは、うまく市場を選定すれば、あとはマッチングを成立させる仕組みを作るだけで利益を得ることができるため、可能性の大きいネットビジネスであると言えます。
ネットビジネスのメリット・デメリット
続いて、これらのネットビジネスのメリット・デメリットを具体的に紹介します。
メリット
まずは、ネットビジネスのメリットを4つ紹介します。
初期費用やランニングコストをおさえられる
インターネット上で完結するネットビジネスは、リアル店舗での開業などと異なり、初期費用やランニングコストを大幅に抑えられます。
例えば飲食店を開業する場合はテナントやキッチン設備など数百万円の初期投資が必要ですが、ネットビジネスではほとんどかかりません。
例えばアフィリエイトでは、毎月かかる固定費は数千円以下です。
さらに、SNSなどを使ってオンラインコンテンツを販売するようなネットビジネスでは、初期費用が全くかかりません。
このため、初期投資をする資金はないけど自分でビジネスをはじめたい、経験が浅いから最初はできる限りリスクを抑えてビジネスをはじめたい、という方には特にメリットになることでしょう。
時間や場所に縛られない
インターネットを通じたサービスであれば、時間や場所に縛られることはありません。
ウェブサイト上に公開さえされていれば、全国や全世界のどこからでも集客をすることが可能です。
このため、人の少ない田舎でビジネスをやりたい、と言う場合にもネットビジネスは非常にオススメです。
拡張性が高い
ネットビジネスは拡張性が高く、自分一人であればできないような対応が可能です。
例えば実際の店舗で商品を販売する場合、接客をする人とレジをする人が同じだと、スムーズに店舗を運営することが難しい可能性があります。
一方、ECサイトでは、一度サイトを構築してしまえば、その後自身が接客も会計も担当することなく収益を生み出すことができるようになります。
不労所得になることもある
ネットビジネスは、うまく仕組み化ができれば不労所得になることもあります。
例えばアフィリエイトであれば、一度定期的に流入が発生するブログを作成すれば、自身が実際に作業をすることなく収益を生み出すことができるようになります。
ECサイトやマッチングサイトも同様です。
デメリット
続いてはネットビジネスのデメリットを4つ紹介します。
収益化に時間がかかる場合がある
ネットビジネスは、あくまでビジネス、事業です。
このため、投資をして回収をするというフローが確実に存在します。
初期投資が必要ないネットビジネスでも、時間を投資しないと軌道に乗ることができない場合は多いです。
つまり、時間給でお金がもらえるアルバイトなどと違い、ネットビジネスにおいては時給換算したらアルバイトに遠くみたないような収益で継続して努力をするからこそ、大きく成長させることができるという厳しい側面があるということです。
トラブルは全て自己責任になる
サラリーマンとして会社に勤めている場合、自分が何か大きな失敗をして、損失を出したとしても、最終的な責任は上司にあり、また損失の補填を行うのは会社です。
一方で、個人でネットビジネスをやる場合、そこで生じたトラブルは全て自己責任になってしまいます。
このため、トラブルが生じづらいよう、あらかじめビジネスモデルやウェブサイトの設定を工夫することが重要です。
詐欺まがいの商材やセミナーが多い
ネットビジネスが怪しいと言われるのは、一般的には参入障壁が低く難易度が高いためであり、ビジネスを継続することが何よりも重要です。
一方で、一部詐欺まがいの商材やセミナーが本当に存在するのも事実です。
こうした情報にまどわされないよう、慎重にビジネスを進めていく必要があります。
挫折を感じやすい
ネットビジネスは、往往にして個人や少人数で行うことが多いです。
また、上述の通り収益化に非常に時間がかかる場合があります。
このため、挫折を感じやすいと言うのもデメリットです。
ネットビジネスを始める際の注意点
メリット、デメリットを整理した上で、ネットビジネスを始める際の注意点を記載します。
自走力を身に着ける
ネットビジネスでは、同僚や上司は存在しません。
わからないことは自分で調べて解決する必要があるため、自走力を身につけることは非常に重要です。
定期的に情報収集を行う
ネットビジネス全般に言えることとして、情報の移り変わりが激しいという特徴があります。
このため、定期的に情報収集を行い、ビジネスモデルのトレンドや集客手法のトレンドなどをアップデートしていく必要があります。
確定申告を忘れない
ネットビジネスを始め、年間20万円以上の収入を得ると、確定申告を行う必要があります。
確定申告は、実際にやったことがない人にとっては非常に難易度が高いことに感じますが、実際にはわかりやすく申請できるような工夫がされているため安心です。
途中であきらめずに継続する
ネットビジネスは、軌道に乗れば不労所得に近いような収入を得られるようになる一方で、軌道に乗るまでは時給換算するとアルバイト以下になるようなことが多いです。
こうした状況であっても、試行錯誤を重ね、諦めずに継続することが非常に重要です。
マッチングサイトを低コストで最短で開発する方法
ネットビジネスは初期投資も少なく手軽にできるのが特徴ですが、一方でマッチングサイトなどをビジネスとして始めようと思った場合には、しっかりとした機能を持つサイト制作をしなければならないのは事実です。
ゼロからサイト制作を行う場合、非常に大きな工数がかかりますが、すでに開発された機能を組み合わせるだけでサイト開発ができるパッケージ開発を活用することで低コストかつ最短でマッチングサイトの開発ができます。
まとめ
ネットビジネスは、参入障壁が低く、継続する意思があれば大きな収益を得ることができる可能性があるのが特徴です。
強いて参入障壁をあげるのであれば、ビジネスのHPやサイトページの制作ですが、これもパッケージ開発など既存の機能を組み合わせることで大きく個数を抑えることが可能です。
例えばマッチングサイトを開発するのであれば、オリジナルのマッチングサイトを簡単に作成することができるマッチングクラウドがおすすめです。