- マッチングサイトを作りたいけどどうやって作ればいいか分からない…
- マッチングサイトをできるだけ安く作る方法はないの?
- マッチングサイトをもし外注するといくらぐらいかかるの?
マッチングサイトの開発は、システム開発の経験がないと分からないことだらけです。
弊社はこれまでマッチングサイト専門の開発会社として、これまで500件以上のサイト制作のご相談を受け、実際に大手企業からスタートアップまで多くのマッチングサイト開発を経験してきました。
その中で、弊社ではマッチングサイトを4つの型に分類しています。
作りたいマッチングサイトがこの4つの型の内のどれに当てはまるかによって、
- マッチングの作り方(システムをゼロから作るか、Wordpressで作るか)
- 開発費(初期開発費用0円〜300万円)
- 運営の仕方(仲介が必要か)
などは大きく変わります。
闇雲にサイトを構築して、「Wordpressで作れば1万円で済んだところをゼロから開発して300万円かかってしまった。」
なんてことにはならないように、しっかりとマッチングサイトの型を踏まえてサイトを構築していきましょう。
今回はそれらマッチングサイトの4つの型をご紹介します。
あなたのマッチングサイトの方向性にあった最適なマッチングサイトの構築手法を知ってください。
目次
1. 200件以上のサービスから分類したマッチングサイトの4つの型
弊社がこれまで200件以上のマッチングサイトを分析してきた結果、マッチングサイトは次の4つの型に分類しています。
ここではそれら4つの型をご紹介します。
1-1. プラットフォーム型(メルカリ、Airbnb、ECサイトなど)
プラットフォーム側はメルカリやAirbnbなどのような、利用者と利用者が直接やり取りをする型になります。
プラットフォーム型の特徴は次の通りです。
メリット
- 運営による仲介が発生しない分、利益率が高い
- 一度軌道に乗れば安定的に売上を維持することができる
デメリット
- サービスが流行ると類似サービスが後続で参入してくる確率が高く、競争が激しい
- 独自機能が多く、基本的にはゼロからシステム開発を行う必要がある
- ゼロからシステム開発を行うため、サービスのローンチまでに数ヶ月がかかる
- ユーザーはWeb上で申し込み〜依頼までの流れを理解する必要があるため、高度な利便性が求められる
- 初期開発費用は概ね200万〜300万円
プラットフォーム型では運営による仲介を行いません。そのため発注リスクの少ない低単価の商材が選ばれることが多いです。
ユーザーとユーザーがやり取りするCtoCモデル、
ユーザー対企業がやり取りするCtoBモデル、
企業対企業がやり取りするBtoBモデルなどがあります。
1-2. 仲介型(マイナビエージェント、レバテック、婚活サイトなど)
プラットフォーム型と違い、運営者がユーザー同士のやり取りを仲介する型です。
マイナビエージェントやレバテックフリーランスなど、エージェント(仲介者)を挟むことでユーザーと売り手をマッチングするサイトがこの型に該当します。
仲介型の特徴は次の通りです。
メリット
- サービスのローンチまでにかかる時間が短い
- 最低限申し込みフォームがあればよいので、サービス立ち上げにかかるコストが少ない
デメリット
- 運営による仲介コストがかかるため、利益を出すには高単価の商材である必要がある
- 開発費用はWordpressを使用すれば0円でも開発可能、申込み後のチャットシステムなどを開発すると300~500万円コストが増加することも
仲介型のサービスは仲介者が手厚いサポートをしてくれるところにサービスとしての価値があります。
商材の単価が低いとビジネスとしては成り立ちにいくいため、できれば30万円以上の単価の商材が望ましいです。
仲介時後のフローはメールやチャットでも可能なため、Wordpressでスタートし、収益化ができた際にシステム開発に以降するパターンが一番コストがかからないためおすすめです。
1-3. 一括問い合わせ型(アイミツ、弁護士ドットコムなど)
一括問い合わせ型は問い合わせを受けて見積もりを提示する型です。
アイミツや弁護士ドットコムなど、資料や見積もりを一括で問い合わせるサイトがこの型に該当します。
商材は
- 不動産
- 引っ越し
- 弁護士
- 車
- etc
など、高額な商材が多くあります。
一括問い合わせ型の特徴は次の通りです。
メリット
- 運営による仲介コストは少ない
- 最低限申し込みフォームがあればよいので、立ち上げにかかるコストが少ない
- お問い合わせが後に事業者を募集することができるため、紹介する事業者がゼロからでもスタートすることができる
デメリット
- 仲介型と同様に仲介コストがかかるため、利益を出すには高単価の商材である必要がある
- 開発費用は0円、申込み後のチャットシステムなどを開発すると300~500万円ぐらい
- SEOが極めて弱いため、リスティング広告やFacebook広告などによる集客がメイン
引っ越しや不動産売買は資本力の強い大手企業が参入しているため、「富裕層向け不動産」「世田谷区の引越し業者」など、よりニッチな業界にしぼって参入する必要があります。
仲介型と同じく申し込み後のフローはメールやチャットでも可能なため、Wordpressでスタートし、収益化ができた際にシステム開発に以降するパターンが一番コストがかからないでしょう。
1-4. メディア広告型(価格.com、アフィリエイトサイトなど)
メディア広告型のマッチングサイトとは、商材に関するメディアや、比較サイトと合わせて構築されることが多く、サイト内のアフィリエイト広告から収益を上げるという型になります。
メディア広告型の代表的なサービスとしては、価格.comがあります。
メリット
- 仲介コスト、運用コストがほとんどかからない
- サービスのローンチまでにかかる時間が短い
- 開発費用は0円、Wordpressですぐにスタートができる
デメリット
- SEOによる集客でPVを積み上げる必要があり、収益化まで時間がかかる
SEOによる集客がすべてであるため、会員登録機能や、決済フォームなどを必要としません。
カスタマーサポートや機能追加もないため1人でも運営していくことが可能です。
2. WordPressでマッチングサイトを構築するポイント
仲介型、一括問い合わせ型、メディア広告型はWordpressを使用すればすぐにビジネスを立ち上げることが可能です。
仲介型、一括問い合わせ型は商品の紹介ページ、問い合わせページという最小限のページ構成であればWordpressを使えば簡単に、安くマッチングサイトを構築することができます。
メディア広告型では商品の情報を発信するサイトとして、Wordpressで構築するのが最適です。
ここではWordpressでマッチングサイトを構築する際に必要な機能とおすすめのテーマをご紹介します。
2-1. WordPressでマッチングサイトを構築する際に必要な機能
Wordpressでマッチングサイトを構築する際に最低限必要な機能は次の通りです。
①CTA
CTAとは「Call To Action」の略で、最終的に誘導したい商品ページや、お問い合わせページに誘導するためのコンテンツです。
②お問い合わせフォーム
訪問者からの要望やお問い合わせを受け付けるページが必要になってきます。
Contact Form 7というプラグインを使えば簡単にお問い合わせフォームを作成することができます。
③レスポンシブ対応
最近はスマホからのアクセス比率が過半数を上回ることも珍しくないため、レスポンシブ対応は必須になります。
これらの機能を満たすWordpressのテーマであれば、あとはマッチングサイトの商材に合わせたデザインで選ぶとよいでしょう。
2-2. WordPressでマッチングサイトを構築する際の費用と期間
Wordpressでマッチングサイトを構築する際にかかる費用は概ね次の通りです。
- ドメイン代(comドメインなら980円〜)
- サーバ代(月額980円〜)
- テーマ代(10,000円)
サーバを立てる際はWordpressがあらかじめセットアップされた状態のものを利用する方が効率的です。
特におすすめのレンタルサーバは「XSERVER」です。
「XSERVER」ではWordpressの自動インストール機能が備わっており、プログラミングの知識がなくてもWordpressサイトを簡単に作成することができます。
Wordpressの構築経験がない方でも1日あればマッチングサイトを構築することが十分可能です。
XSERVERの最新の料金体型は以下をご参考ください。
https://www.xserver.ne.jp/price/price_x10.php
2-3. WordPressのおすすめのテーマ
①Emamon
「Web集客に強いテーマ」の宣伝通り、SNS連携やCTA、お問い合わせページへの動線が最適化されたテーマです。
マッチングサイト構築に必要な機能は一通り網羅されているため、マッチングサイトをWordpressで構築するならまずはじめにおすすめしたいテーマです。
仲介型、一括見積り型、メディア広告型、すべてのマッチングサイト構築におすすめです。
②Gensen
Gensenの一番の特徴は検索機能がついているところです。
地方の旅館、ホテルのマッチングサイト、地域の医療機関のマッチングサイト、など
地域や属性を絞り込むタイプのマッチングサイトはこれ1つで完結することができます。
仲介型、一括問い合わせ型におおすすめです。
③CUBEY
アフィリエイトに最適なテーマとして多くのアフィリエイトサイトで使用されているテーマです。
よく広告が多すぎて読むのが嫌になるようなメディアを見たことはありませんか?
このテーマでは広告の場所があまりくどくならず、サイトを見ていて違和感がないため、
メディア広告型のマッチングサイトにおすすめです。
2-4. 会員制のマッチングサイトではWordpressの構築は向いてない
WordPressで会員制のマッチングサイトを作る場合ですが、会員登録、ログイン機能などをプラグインで実現すること自体は可能です。
ですが、会員登録時の本人確認メールを送りたい、お気に入り機能をつけたい、といった要望が出てきた際に必ずしもプラグインで実現できるとは限りません。
プラグインをカスタマイズするにしても、ゼロからシステムを構築した方が安上がりだったということは往々にして有りえます。
もし会員制のマッチングサイトを構築したいのであれば、Wordpressを使用することは避けたほうがよいでしょう。
3. Osclassでマッチングサイトを構築するのはおすすめしない
OsclassとはCtoCマッチングサイト向けの無料のオープンソースプロジェクトです。
会員登録機能やコメント機能などが標準で付いており、無料で利用可能というのが大きな特徴です。
会員登録機能が必要なマッチングサイトをできるだけ早くリリースしたい、ということであればOsclassという選択肢も可能です。
ただ、アップデート頻度が2016年2回、2017年5回、2018年1回(2018年9月現在)となっており、活発にメンテンスされているプロジェクトではありません。
※参考までにWordpressのアップデート頻度は2016年26回、2017年21回、2018年7回(2018年9月現在)となっています。
課題としては、
- ドキュメントがすべて英語
- 日本でのノウハウを持っている人が少ない
- ソースコードがかなり古い(コードは生PHP)
という課題がかなり多いプロジェクトのため、標準にない機能を追加しようとなるとかなりの困難を伴うでしょう。
Osclassの国内における利用事例として最も有名なサービスとして「ジモティ」という不用品の取引掲示板サービスがあったのですが、こちらも現在はRuby on Railsによる構築に変更されています。
そのため、現在新規でマッチングサイトを開発する際にOsclassを採用することは弊社としては、あまりおすすめではありません。
4. プラットフォーム型のマッチングサイトを構築する上でのポイント
プラットフォーム型のマッチングサイトを構築する方法は次の4パターンがあります。
・受託開発(制作会社への発注)
・受託開発(フリーランスへの外注)
・パッケージ開発
・Saas開発
それぞれの相場や特徴は次の通りです。
4-1. 受託開発のメリット・デメリット
受託開発のメリットはオリジナリティと柔軟性
サービスの規模が大きくなるにつれ、「外部のCRMと連携したい」「独自 の投稿機能をつけたい」など、様々な要望がでてきます。
パッケージ開発ではそうしたニーズに対応出来なかったり、普通に開発するよりも大幅にコストがかかったりと、定期的なアップデートを希望する場合は受託開発を選択するメリットの方が大きいです。
受託開発では自社独自の機能にも柔軟に対応できるため、サービスの規模が大きくなると最終的に受託開発へと移行するケースがよくあります。
受託開発のデメリットは開発コストの大きさ
小規模なマッチングサイトも最低300万円程度のコストがかかり、機能追加の度に数十万円のコストがかかるケースは珍しくありません。
そのため、満足できるレベルで継続的なアップデートを行うには、年間で100万円単位の予算が必要になります。
ただそれでも「予算は少ないがオリジナリティを重視したい」というケースはあるかと思います。
そのような場合、「数百万円開発費に投資した結果サービスのニーズがあまりなかった」という結果になってしまわないよう「ある程度サービスのニーズに確証がある」「ニーズがあり、作る機能が決まっている」という状態になったタイミングで受託開発を選択することをおすすめします。
受託開発をオススメするのはこんな人
・マッチングサービスのニーズはあると確定している
・作りたい機能が明確に決まっている
4-2. パッケージ開発のメリット・デメリット
パッケージ開発のメリットは標準機能の豊富さ
パッケージ開発のメリットは受託開発よりも開発コストが小さく、 標準機能が予め備わっている点です。
例えば、人材系のマッチングサイトを作りたい場合、それらに特化したパッケージであれば必要な機能が標準機能が備わっているため、受託開発よりも大幅に開発コストを下げることができます。
パッケージ開発のデメリットは仕様が固定される点
パッケージ開発は仕様・デザインを大きく変更するのが難しい点がデメリットです。
標準機能が予め備わっている分、仕様が固定されており、自社の要求仕様と少し異なるというケースがパッケージ開発ではよくあります。またパッケージ開発は標準のデザインが古いものが多く、クオリティが低い、と感じるものが多いです。
これらの仕様やデザインを変更すると結局100~200万円追加コストがかかることもあるため、「標準機能から仕様を変更するといくら開発費用がかかるのか」を事前に確認するとよいでしょう。
パッケージ開発をオススメするのはこんな人
・標準機能から更に追加開発していく予定はない
・予算が200万円以下
4-3. Saas開発のメリット・デメリット
Saas開発のメリットは低コストと高い柔軟性
Saas開発のメリットは受託開発よりも開発コストが小さく、パッケージよりもカスタマイズ性が高い点です。
パッケージの場合、仕様やデザインの変更に大きなコストがかかりますが、Saas型の場合は無償もしくは低価格で実現できます。
また、定期的にアップデートされるためサイトの運用負担が大幅に抑えられて、初めてマッチングサイトを運用する方におすすめです。
Saas開発のデメリットは受託開発に比べると仕様の柔軟性に劣る点
Saas型のデメリットは受託開発に比べると仕様の柔軟性に劣る点です。
パッケージ開発と同様「他サービスにはない独自の機能を作りたい」となった場合にSaas型では実現が難しい場合もあります。
そのため、Saas開発でマッチングビジネスを初めて、売上が増えてきたタイミングで受託開発に移行する、という進め方をおすすめします。
Saas開発をオススメするのはこんな人
・エンジニアが在籍していない企業や個人
・予算が100万円以下
5. 受託開発でマッチングサイトを構築する上でのポイント
よりオリジナリティあるマッチングサイトを作るには受託開発がおすすめです。
ここでは受託開発でゼロからマッチングサイトを構築する際の機能や費用感をご紹介します。
5-1. 受託開発でマッチングサイトを構築する際に必要な機能
プラットフォーム型のマッチングサイトを構築する際に必要な機能例は次の通りです。
必須機能
- 会員登録機能
- ログイン、ログアウト機能
- 商材一覧、詳細、検索機能
- 申し込み機能
- 受発注管理機能
- ユーザー管理機能
- メール通知機能
- 利用規約、利用規約
- 運用者管理画面
開発費用は200万〜300万、開発期間は 2~3ヶ月程度が相場帯となります。
金額感は中小規模のSIerでの開発事例を元に算出した金額のため、他社ではもっと高い、もっと安いことはあるのでご注意ください。目安の金額としては、平均的なマッチングサイトプラットフォームを開発するには数百万の費用がかかるというイメージを持つとよいでしょう。
サービスによっては必要な機能
- お気に入り機能
- ランキング機能
- レコメンド機能
- ソーシャルログイン機能
- ソーシャルシェア機能
- 決済機能
- 評価機能機能
- メルマガ配信機能
- スマホアプリ版開発
- etc
システム開発を外注する際には何をどこまで依頼するか、明確に提示することで
正確な見積もりが提示されます。
後から金額周りで揉めないためにも、必要な機能は洗い出しておきましょう。
5-2. マッチングサイト構築を外注する際の制作会社の選び方
マッチングサイト構築を外注する際には次の点を満たしているか確認しましょう。
①マッチングサイトの開発経験はあるか
マッチングサイトの開発自体はシステム開発の難易度としてはそれほど高くはありません。
ですが、やはりマッチングサイトの開発経験が豊富な会社に依頼することをおすすめします。
なぜなら、
- 別のマッチングサイトでは商品のレビューの有り無しで大きく申し込み率が変わったので、レビュー機能はつけましょう
- 申し込みフォームでの離脱率が高くなりがちなので、初回はチュートリアルを表示するようにしましょう
といった、より良いマッチングサイト構築のために必要な機能を過去の事例を元にしたアドバイスを受ける受けることができるためです。
良いマッチングサイトを作るために開発経験のある制作会社を選ぶことをおすすめします。
②エンジニアの開発経験は豊富か
システム開発を依頼する際は、事前に制作会社にエンジニアの経歴・スキルの一覧を提供してもらうとよいです。
制作会社によっては
- 新卒1年目の経験の乏しいエンジニアの教育を兼ねている
- オフショアでコストを抑えている
といった場合があり、システムの品質が低下してしまう恐れがあります。
そのため、開発担当のエンジニアの実績がシステム開発の経験が3年以上あるか、大規模のシステム開発経験があるか、開発経験が3年以上のエンジニアが過半数を占めているか、などを確認するとよいでしょう。
③営業担当者がシステムを理解しているか
制作会社によっては、開発の打ち合わせの際にエンジニアではなく営業担当の方が来ることがあります。
営業の方のシステムへの理解が浅いと、営業の提示金額と、詳細見積もり時の金額に大きく差が出るといったことが有りえます。
そのため、営業担当者の方にはマッチングサイト開発の開発経歴やどれぐらいの金額でどの機能が出来るかをヒアリングするとよいです。
5-3. ゼロからマッチングサイトを構築する際のおすすめの制作会社
3つの条件を満たしたおすすめの業者を5社ご紹介します。
システム開発の発注経験のない方であれば、次の4社に依頼することをおすすめします。
①株式会社ロボラボ
マッチングサイト開発を専門にしている制作会社です。
開発メンバー全員がリクルートやYahooなどの大手マッチングサイト開発経験者で、Webサービスからスマホアプリまでマッチングサイト開発の全領域でハイクオリティなシステム開発を提供しています。
開発費用 | 100万円〜 |
おすすめポイント | マッチングサイト開発を専門にしているため、マッチングの成約率を上げるための施策や、見た目にも美しいUIなどを提案してくれます。 |
こんな人におすすめ |
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②株式会社ITプロパートナーズ
スタートアップ向けマッチングサイト構築パッケージ「Piece」を提供している開発会社です。
こちらの会社自身がITプロパートナーというマッチングサイトを運営していることもあり、
マッチングサイト特有の機能やノウハウなど活かし、短期間での開発を提供しています。
開発費用 | 300万円〜(※2018年10月現在HP参照) |
おすすめポイント | こちらの会社自身が運営しているマッチングサイトで高い実績を上げているため、 提供するマッチングサイトの品質への信頼度は非常に高いです。 |
こんな人におすすめ |
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「Airbnbみたいなサービス、簡単に自分で作れます。」との宣伝通り、Airbnbに類似したマッチングサイトの構築パッケージを販売している会社です。
開発費用 | 10万円〜(※2018年10月現在HP参照) |
おすすめポイント | 既に出来上がったフォーマットを利用するため、安く早くマッチングサイト構築を可能にします。 |
こんな人におすすめ |
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マッチングサイト用のWordpressテンプレートを販売している事業者様です。
開発費用 | 5万円〜(※2021年6月現在) |
おすすめポイント | WordPressを構築する知識があれば、テンプレートを購入し自身でサイトを構築する方がコストを安く抑えることができます。会員制のサイトをとにかく安く作りたい、という方にはおすすめです。 |
こんな人におすすめ |
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WordPressを使った安価で短納期のマッチングサイト制作を提供している会社です。
開発費用 | 15万円〜(※2020年2月現在) |
おすすめポイント | WordPressを利用しているため、安く早くマッチングサイト構築を可能にします。 |
こんな人におすすめ |
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5-4. お問い合わせだけで十分ならゼロからシステム開発をする必要はなし
プラットフォーム型のマッチングサイト構築には数百万単位で開発費用がかかります。
そのため、「開発はできることならしない方がいい」です。
お問い合わせフォームから申込みを受けて、業者に流す、というだけであればわざわざシステムをゼロから作る必要もありません。
Wordpressでお問い合わせフォームをつけたサイトを立ち上げるほうがはるかに早く、安く、ビジネスを立ち上げることができます。
万が一、サービスを撤退するということになった際のダメージを軽減するためにもお問い合わせだけで十分なシステムであればゼロから開発をする必要はありません。
6. マッチングサイトを構築できるおすすめのSaasサービス
Saas開発でマッチングサイトを制作するならマッチングクラウドがおすすめです。
マッチングクラウドのメリットは、完成品を見てから発注できるという点です。
受託開発やパッケージ開発は数百万円の費用がかかりますが、発注段階では完成品が分かりません。
初めてシステムを発注する際に完成品が分からないのは不安ですよね。
マッチングクラウドでは事前に完成品を確認した上で発注ができるため、システムの発注経験が初めての方に特におすすめです。
◆マッチングクラウドで作成できるサイト例
食べログのようなグルメ系マッチングサイト
ランサーズやメルカリのようなスキルシェア系マッチングサイト
7. マッチングビジネスを始める際に気をつけておくこと
7-1. マッチングサイトの手数料は10%前後
マッチングサイトの主な収入源は、マッチング成約時の手数料になります。
マッチングの手数料は商材価格の10~20%前後が一般的です。
5%・・・手数料としてはかなり安い
10~20%・・・一般的な比率
25~%・・・手数料が高いイメージを持たれる
というようなイメージを持つとよいでしょう。
7-2. 売れるマッチングサイトの商材は「安くてたくさん売れる」か「少数だけど高く売れる」の2パターンしかない
マッチングサイトをビジネスとして成立させるには商材選びがとても重要です。
商材の選び方としては、「安いけどたくさん売れる商材」か「少数だけど高く売れる商材」の2パターンしかありません。
「安いけどたくさん売れる商品」の例は、Webライター、イラスト制作、ネット相談(コンサルティング)などがあります。これらの商材はユーザーのリピート率が高く、プラットフォーム型のビジネスがおすすめです。
これらの商材は単価がそれほど高くないため、仲介型のビジネスでは人件費が売上を超えてしまい、ビジネスとして成立させることは難しくなります。
「少数だけど高く売れる商材」の例は、人材紹介、不動産、結婚式など人生の中で数回の頻度でしか利用しない商材が狙い目です。
これらの商材は単価が高く、仲介型のビジネスモデルでも十分に成立します。逆にプラットフォーム型のような仲介者を挟まないビジネスモデルだとユーザーの不安を招いてしまい、契約が成立する確率はかなり低くなってしまうためおすすめではありません。
仲介型の商材単価は30万円以上を目安とするとよいでしょう。
7-3. マッチングサイトは集客が大事
マッチングビジネスを始める上で、マッチングサイトの構築手法は大事ですが、それ以上に宣伝や集客が大事になってきます。
どれだけ使いやすく、キレイなサイトでも訪れるユーザーが0であれば売上は発生しません。
マッチングサイトの構築費用に予算をつぎ込み過ぎて、集客の予算が無くなると本末転倒なので、マッチングサイト構築時には、集客予算も想定してパランスよくリソースを配分をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後にもう一度マッチングサイトの構築のポイントをおさらいします。
マッチングサイトには次の4つの型があり、マッチングサイトの方向性によって構築手法は変わる。
- プラットフォーム型(メルカリ、Pairs、Airbnb、楽天など)
- 仲介型(マイナビエージェント、レバテック、婚活サイトなど)
- 一括問い合わせ型(アイミツ、弁護士ドットコムなど)
- メディア広告型(価格.com、アフィリエイトサイトなど)
マッチングビジネスの手数料は10%前後
売れるマッチングサイトの商材は「安くてたくさん売れる」か「少数だけど高く売れる」の2パターンしかない
マッチングサイトは集客が一番大事
あなたのマッチングサイト開発の参考になれば幸いです。
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